小さな会社のサービス残業対策教室

2006年01月09日

法定休日とは

法定休日とは
 労働基準法で定められている、労働者に与えなくてはならない休日のことです。
 
35条1項
 → 使用者は労働者に対して、毎週少なくとも1回の休日を与えなければならない
35条2項
 → 前項の規定は4週間に4日以上の休日を与える使用者については適用しない


 つまり法定休日とは
 1回/1週間
 4日/4週間
 になります。
 
 割増賃金の対象になる休日労働は、この1週1回または4週4日の休日に働くことですので、このような休日に働かせたものの割増賃金を払わないことを一般的にサービス残業(不払い休日出勤)と呼ぶわけです。
 
 このように法律上は1週間に1日の休みを与えればOKですので、最近多くなってきた週休2日制の場合、法定休日の他にさらに1日多く休日があることになります。

 この場合、この日に労働させても休日労働とはなりませんので、割増賃金の支払いの必要はありません(もちろん支払うことは労働者にとって嬉しいことですので、それは構いません)。
 
 週休2日制の注意点としては、週の法定労働時間(原則40時間)を超えれば休日出勤ということとは関係なく時間外労働となりますので、割増賃金を支払う必要があります。


 === 法定休日のポイント ===

 法律上は、週休2日制にしなくても良いということです。

 しかし、多くの企業が週休2日制を採用しています。
 これは何故かというと法定休日うんぬんの話ではなく
 【労働時間は1週間で40時間以下。1日で8時間以下】という規制があるからです。
 

 例えば、工場などで機械を動かす場合を考えてみて下さい。機械は始動時や終了時に手間やコストがかかるので、1度動かしたら長時間動かした方が良いですよね。ですから、1日の労働時間を法律上の労働時間の上限である8時間労働にします。
 
 すると、1週間で40時間という決まりもありますから、自動的に週5日しか労働できないことになります。こうして週休2日制を採用せざるを得ない企業が多くなっているのです。この場合の法定休日は、2日ある休日のうちのどちらか1日になるわけです。

 ですので、「1日の労働時間が8時間でなくても良い。」という企業の場合には
 月曜日〜金曜日まで=7時間
 土曜日=4時間
 とすれば、週の所定労働時間は39時間となりますので、法定休日を日曜日に設定すれば法律上問題ありません。このように、週休2日にこだわる必要はないわけです。
posted by 相談型社労士あさい at 09:39|  → 法定休日とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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